Atelier Filondor

最近の心温まるお客様のお話

最近の心温まるお客様のお話

アシスタントアドバイザー高井です。

先日、ネックレスの切れ修理でご来店されたお客様がいらっしゃいました。
「安物だけど、どうしても直したくて…」とご謙遜されながらも、その表情からは“直したい”という強いお気持ちが伝わってきました。

お預かりして1週間後。
いつものように修理をしてお渡ししたところ、
「こんな安物を直してくれてありがとうございます」と言われました。

(安物安物って、そんなに言わなくても…)と思いつつ私はこうお伝えしました。
「ジュエリーは安い・高いではないですよ。贈った方も、贈られた方も、このネックレスに特別な想いを込めているんです。」

するとお客様は胸に手を当てて「はっ」とされたのです。
その瞬間、何か心の中で気づかれたのだと思いました。

その数時間後、当店に口コミの通知が。
見てみると「高価なものではないけれど、娘達が誕生日にくれたネックレスを直してくれた」とありました。
あの方だ!と私は思いました。さらに“娘さんからの誕生日プレゼントだった”と知り、胸がじんと温かくなりました。

ジュエリーを贈るとき、人は相手のことを想い、選び、時間をかけて探しています。
だからこそ、その価値は金額では決まりません。
贈られた側も、その想いを受け取り、感動し、大切にする。
プロポーズリングは、その代表かもしれませんね。

そして昨日、別のお客様ですが、同じネックレスの切れ修理でよくご来店されていて、今回で4回目。
普段から「ネックレスは着替えの前後やお風呂では外してくださいね」とお伝えしているのですが、その方はずっと身につけているそうです。

「おじさんからもらった大切なものだから」と。

だからこそ、ネックレスが切れた時は「なにかの知らせかな」と感じて、その親戚に連絡をするそうです。

同じネックレスの切れ修理4回目で初めて知ったお話でした。

些細なことかもしれませんが、ジュエリーが“人と人をつなぐきっかけ”になっていることに、とても心を打たれました。

ジュエリーは身にまとうものだからこそ、
【愛情】【お守り】【永遠】【つながり】
そんな意味が自然と宿るのだと思います。

お客様は最後に「大切に使います」とおっしゃいました。
心温まる、素敵な時間でした。