サイズアップのはなし

クラフトマンの山崎です。
プラチナの指輪を5号サイズアップするはなしです。
・地金を入れる箇所の決定
トップ部分に5石ダイヤが入っているので、対角の箇所に決定。理由としては、酸素バナーはとても高温のため、ダイヤでも無事では済まない事もあるので、一番離れている箇所にしました。宝石に熱が加わってしまうと、透明度がなくなって曇ったり、割れてしまうことがあります。
・サイズアップする分の地金を入れる
5号分の5mmのプラチナの角棒を切断した箇所に挟み入れます。10号アップする時などの長い角棒を使うときは角棒にR(アーチ)状にしておけば、後工程の整形する作業が楽になります。今回はRをつけずにそのまま。
続きは次回に。