Atelier Filondor

翡翠(ひすい)に似た花「ヒズイカズラ」

翡翠(ひすい)に似た花「ヒズイカズラ」

アシスタントアドバイザー高井です。

先日、熱川バナナワニ園にて、珍しい熱帯の【神秘的な青い花】が見られると聞き、早速見に行ってきました。

その花の名前は「ヒスイカズラ」。
フィリピン原産のマメ科のつる植物で、日本では「ジェードバイン」とも呼ばれています。
宝石の翡翠(ひすい)に似た色合いを持つことから、この名前がつけられたそうです。
花言葉は「私を忘れないで」。

姿はまるで勾玉のようにしなやかで、
色は青とも緑ともエメラルドグリーンとも言えない、まさに「幻想的」という言葉がぴったりの美しさでした。

絶滅危惧種にも指定されていることから、今回こうして出会えたことに特別な喜びを感じています。

ヒスイといえば、13年前にスタッフ皆で台湾・台北市の国立故宮博物館へ研修旅行に行ったことを思い出しました。
「翠玉白菜」や、メノウ・象牙・珊瑚の収蔵品を見ながら、宝飾品の歴史と加工技術の素晴らしさに感動したのを今でも覚えています。

当店アトリエ・フィロンドールにも、豊富なカラーとサイズの翡翠ルース(裸石)をご用意しております。
中でも、ラベンダー翡翠を使ったジュエリーは、ぜひご覧いただきたい逸品です。

ヒスイカズラは、5月初旬まで見頃だそうです。
ぜひ一度、足を運んでみてくださいね。