もう一度身につけるためのリフォーム

アシスタントアドバイザー高井です。
サイズ直しのご相談でご来店いただいたご夫婦。
お持ち込みされたのは、金とプラチナのコンビリングでした。
ルーペで刻印を見ると、約34年前の日付。
長く大切にされてきた指輪です。
ただ、このタイプのコンビリングは、以前にもご紹介したように、金とプラチナでは融点や硬さ、伸び方が大きく異なる素材のため、きれいにサイズ直しをするのが難しい。
長い年月を共に歩んできたお二人が、
「もう一度、同じ指輪を一緒につけたい」と思われてのご来店。
「難しいです」とお断りすることもできましたが、今回は別の方法をご提案させていただきました。
一本はそのままリングとして活かし、線唐草の彫刻を施しました。
もう一本は、ブリオレットカットのアメシストをつなげ、リングを通して使えるネックレスへと仕立てました。
どちらにも同じ彫刻を入れ、統一感のある仕上がりにしています。
34年という時間はそのままに、
これからも
身につけられる形へ。
私にとっても、印象に残るご提案となりました。
今回のリフォーム事例でした。



