Jewelry reform
T様 (プラチナ お母様のオパールの指輪を受け継ぐリフォーム)
静岡県浜松市




遺品整理をきっかけに、お母様が大切に使われていた指輪をリフォームしたいとご相談いただきました。
お持ち込みいただいたのは、16.1mm×8.3mm、4.64ctの大粒なオパールがセットされたプラチナリングです。
お母様がよく身に着けていらっしゃったそうで、その思い出を大切にしながら、今の時代でも自然に身に着けられるデザインへ仕立てたいというご希望でした。
一般的な立て爪リングのリフォームでは、宝石を丁寧に取り外し、元の枠は下取りして新しいジュエリー製作の費用に充てることが多くあります。
しかし今回は、元のリング本体にも思い出があるため、その素材を溶かして新しいリングの一部として活かしたいというご要望でした。
まず、新たにオパールを支える台座を製作しました。
そして腕部分には、元のリングを溶かして再び形にしたプラチナを使用し、新たなリングとして仕立てています。
通常は石座と腕を一体で製作することが多いのですが、今回は思い出の素材を活かすため、一つひとつのパーツを組み合わせながら制作しました。
オパールは、やわらかな遊色効果が魅力の宝石ですが、ダイアモンドのように強く輝きを主張する石ではありません。
そこで両脇にはイエローベリルを2石ずつ、合計4石配置し、やさしい華やかさを加えました。
さらにロードライトガーネットを左右1石ずつ、合計2石添えることで色の深みを加えました。
そしてリングの斜めラインには、メレダイヤを5石ずつ、合計10石セッティングしました。
流れるような輝きが生まれ、オパールの存在感を引き立てています。
また、計6石のカラーストーンを包み込む爪はK18を使用しました。
異なる素材の色味が加わることで、中央のオパールがより美しく浮かび上がるよう工夫しています。
思い出と素材、そのどちらも大切に受け継ぎながら、新しいかたちへ生まれ変わった指輪です。
参考価格:300,000~350,000円
※価格は加工時点のものです。類似の加工でも貴金属の種類や使用量、貴金属価格の変動によって費用が変わります。
お客様のご了承をいただいた場合のみ価格を表示しています。

