


チーフアドバイザー
GIA(米国宝石学会)
ダイアモンドグレーディングディプロマ
MIORINGブランドマネージャ
NPO正しい宝石リフォーム普及協議会事務局長
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1978年浜松市生まれ。高校時代から音楽に熱中し、大学では京都でバイトと音楽漬けの学生生活を送る。
大手企業にて法人営業を経験後、ジュエリーなど高級品の外商部門へ。訪問販売などでトップセールスを経験。
会社のM&Aを機に転職、IT関連企業でジュエリーのショッピングサイトを店長として運営するが様々な思いを抱え一念発起。
ジュエリー店スタッフなどで資金を蓄え、世界一の生産国である本場イタリア・フィレンツェのジュエリースクールに単身留学。
多くの熟練マエストロ達からイタリア式ジュエリー制作、フィレンツェ流透かし、デザイン、彫刻などを学ぶ。
帰国後アトリエフィロンドールに仲間入り。制作と販売、宝石の品質など、様々な視点からアドバイザーやオリジナルブランドのマネージメント、営業として奮闘中。
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とても言いにくいのですが、実は昔はジュエリーがあまり好きではありませんでした。
むしろ、自分には縁がないと思っていたくらいです。
ジュエリーに関わったきっかけは、就職したアパレル系商社での外商(訪問販売)部門への配属でした。
ジュエリーも営業も嫌だと思っていた私は「なぜこんな仕事に…!」と思いながらのスタートだったのを覚えています。
24歳、慣れない土地で、初めての高額なジュエリー、しかも訪問販売。
あらゆる感情を押し殺して、わけもわからずがむしゃらに訪問を繰り返しました。
年齢も経験も関係なく「数字が全て」の世界。
過労から車中で気を失うほどに仕事をし、同時にジュエリーを勉強しました。
今思えばこの時期に、客観的にジュエリーやお客様に接する基礎がつくられていったのだと思います。

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ところが、毎日ジュエリーに触れて学んでいくと、いつの間にかそれが好きになってしまっている自分に気づきました。
また、出会うお客様との触れ合いに時に笑い、時に涙するようになりました。
ジュエリーの持つ喜びを伝える力や、心を豊かにする力がわかるようになったのだと思います。
そして同時に、好きになればなるほど、お客様と触れ合うほど、疑問や不満を感じるようになっていきました。
時間が流れ、ジュエリーネットショップの店長、大手ショップのスタッフなどあらゆるジュエリー販売の現場を経験しましたが、どの場所でも、売上を競うばかりなのが現実だったのです。
ノルマを達成するため、「売りたくない」と思う商品や「不当な価格だな」と思う商品をあの手この手で販売する現実の連続に、いい加減嫌気がさしていました。
「きちんと価値をお伝えして、買う側も売る側も幸せな気持でジュエリーに関わりたい。」
「何かをごまかしながらの毎日とは決別したい。」
そんな強い思いで、仕事も貯金も全て失う覚悟でジュエリーの本場に留学して、本格的にジュエリーを勉強しました。
ただ目の前の商品を「トークや技術を磨いて売る」のではなく、心からお勧めできるものを、買ってよかったと言ってもらえるものをお届けするには、
プロとして、製作・デザインのことや、ジュエリーの背景にある歴史や文化までを知る必要があったからです。
そしてやっと今、理想のままにジュエリーやお客様と触れ合うことができる環境に辿りつけたと思います。
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人からは、なぜオーダーメイドジュエリーなの?と聞かれることがあります。
ジュエリーは花のように、美しさで人を感激させたり、身体を飾ってくれたり、心を豊かにしたりしてくれます。
でも、ジュエリーは枯れることなく永遠に残っていくもの。そして、とてもパーソナルなものです。
せっかくだから「世界に一つのジュエリー」の感動を味わってほしい。
一人一人の気持ちが、似通った大量生産のものではないように、
ジュエリーも本来は一つ一つ、特別なものなのです。
迷いの中、ヨーロッパの路地で触れ合った宝石店がそうであったように、
きちんと人と人が向き合って、個人のためのジュエリーを、良心的な価格で作る。
それが何百年も前から続いてきた、本来のジュエリーの姿だと思います。
ジュエリーは奥が深く、価値が分かりにくいものかもしれません。
だからこそ、きちんと理解していただくことに全身全霊をかけています。
「本当に満足できるものを手にしてほしい。」
その思いで、正直にジュエリーに向き合っています。