4Cとは重さ(ct=キャラット)、透明度(クラリティー)、カラー、カットの4つを指しています。
Carat-キャラット(重さ)
キャラットとは重さの単位です。ダイアモンドは重い(大きい)ほど結晶しにくく希少性が高いため、価値が高くなります。
ちなみに「なんと合計○○キャラット!」とよく耳にしますが、同じ「1ct(キャラット)」でも「1個でのキャラット数」と「合計のキャラット数」では価値が全く違うので注意が必要です。
また、カットの仕方で同じキャラットでも見た目の大きさは変わります。
ここでは大切なポイント「キャラットは重さの単位」ということを押さえておきましょう。
Clarity-クラリティ(透明度)
ダイアモンドは自然が生み出すもの。それゆえに、結晶する際に不純物を内包してしまったり亀裂や歪みが発生してしまいます。これらがないほど透明感があり美しいので、内包物のなさをクラリティーとして評価します。FL/IF/VVS1・2/VS1・2/SI1・2/I1・2・3 の11段階です。
SIクラス以上は裸眼で内包物を確認できないグレードです。
評価について、婚約指輪の場合、特に日本国内では「内包物のないピュアさ」を求める傾向がありますが、一方で欧米では大きさが重視され「不純物はあって当たり前」と考えられる傾向もあります。
実際に見て、違いを確かめるのもいい方法です。
Color-カラー(色)
採掘されるダイアモンドのうち無色透明なものはごくわずかで、多くは黄色かったり、茶色かったり、黒っぽかったりします。ブルーやピンクなど一部の天然カラーダイアを除けば無色が最も価値が高いため、無色に近いものから黄色味の濃いものまでを、アルファベットのDからZまでの23段階で評価します。
Jカラーまでがほぼ無色で、K以下はダイアモンドを見慣れていない方でも「なんとなく黄色っぽいかな」と感じられる色になってきます。リング枠にセットされると印象も変わるので素材やデザインに合わせた石選びにはコツも必要です。
Cut-カット
原石のままのダイアモンドは透明な石です。人の手で面をつけ、光の反射を作ってやることではじめて眩しい輝きを放つようになります。
人間の手で唯一美しさを作りだすことができるカットの要素は、プロポーション(形)、シンメトリー(対称性)、ポリッシュ(研磨)の3つの項目で評価し、エクセレント/ベリーグッド/グッド/フェア/プアーの5段階で評価されます。
ダイアモンドの原石の形にもよるのですが、ダイアモンドの美しさのポイントはその輝きです。ダイアモンドの4Cの中でとても大切にしてほしいポイントです。
以上の4Cの中で「○○キャラットでクラリティーグレード○○以上は採掘量が少ない」とか、「○○グレードは人気が高いので価格が上がる」など、ダイアモンドの性質や採掘状況と絡み合って複雑に価格が決まっていきます。