金属を「鍛えて造る」製法で、金属に圧力をかけて伸ばしたり、曲げたりして指輪を形作る方法です。鍛造にも大きく分けて2種類の方法があります。
1.伝統的な鍛造製法
金属の塊を叩いたり、伸ばしたりして棒状にしたものを曲げて指輪を作る方法です。
熱して柔らかくした金属が鍛えられ、引き締められながら徐々に成形されていきます。
多くの手間と職人の経験や技量が必要とされる方法です。
2.プレス・削りだしによる鍛造製法
金属をプレス機にかけて高圧で圧縮し、塊にしたものを機械で丸く打ち抜いたり、切削機で削り出したりして指輪を作る方法です。
自動車などの機械部品を作る工程を応用して制作される場合もあります。
・長所
金属が鍛えられることで引き締まり、加工硬化と呼ばれる金属組織の変化が起きることで密度が高くて強い指輪になります。鋳造製法に比べて変形にも比較的強く、金属表面の硬度も高い傾向にあります。手にしたときの質感(重量感、しっかり感)が高く、表面硬度も高いため磨いた際の輝きも強くなります。
プレス式の製法の場合は工業製品のような大量生産も可能です。
・短所
金属を曲げたり、削りだしたりして制作するため、曲線や複雑なデザインを作るのが難しい製法です。デザインは真っ直ぐなシルエットのリングに限定されがちです。
伝統的な鍛造の場合は大量生産が難しく、職人の技量や経験が問われます。
鍛造製法で作られた指輪
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